有馬記念

有馬記念

競馬の祭典、有馬記念が行われました。
一番人気の馬が、順当に勝った・・・と、文章にするとつまらないのですが、なかなかのメンバー相手に期待通り勝つという事は、相当なプレッシャーをはねのけての事だと思います。
以前、「自分も、武豊騎手と同じ馬質であれば、あれくらい勝てる」と、豪語した若手騎手が居ましたが、若気の至りとは言え、あまりにも精神面を軽視している発言だったと思います。案の定、結構批判されていました。
相手の期待が大きければ大きいほど、いつも通りのパフォーマンスを発揮するのは難しいものです。大きなプレッシャーをはねのけることは難しいことですが、プレッシャー下でも力を出せるためには、やはり普段からの準備と心構えが必要です。
思い通りに進まないことも想定し、その場合の対処方法も準備する。そのための「想像力」と「行動力」。
医療や介護の世界でも、相手の立場に立って考える想像力を発揮しなければ、いつもあたふたし、思わぬ事故を起こしたり、クレームに繋がることも多々あります。一番悪いのは、悪い結果となったことを、相手のせいにしてしまう事です。
私達も、競馬の騎手とは全く畑違いとは言え、同じプロフェッショナルですから、結果が全てであり、そのための想像力と行動力を身に着けたいものです。